今年一年振り返り④新宿アタッカーズ2

今年一年を振り返っています。

8月
UDA☆MAP
「新宿アタッカーズseason2~熱海殺人事件!?~」
シアターKASSAI

毎年夏の風物詩UDA☆MAPですね。初演で大好評だった江戸の新宿の盗賊三姉妹を描いた新宿アタッカーズの続編、というかまさシーズン2ですね。今回は代替わりして三姉妹に石井陽菜さん、三浦菜々子さんに。これは楽しかった。石井さんは前回のヅカヅカでもっと壊れた役やってもらいたいと思い、三浦さんは1月のまなつで光るものを私も宇田川も感じたのから。あと物語のキーとなるお風役を演じた清水凜さんもよかったなあ。若い子達がしなやかに伸びていく、これもウダマップの面白さのひとつかも。

脚本は予想通り大苦戦して大変でした。やっぱミステリーは難しい。今回は2時間の長編だったのでなおさら。謎は途中でちょっと解けないといけないし深まらないといけないし、そればっかやってたらシーンはつまんないし。で、後半宇田川演じる亜破がバイトしながら実は謎解きのヒントを得ていたという流れは気に入っています。バイトするというのは宇田川さんのアイデアでした。

物語のふたつの要、旅芸人雫の椎名亜音と、踊り子で真犯人の八甫役の松本稽古さん。脚本的にも演出的にもこだわったふたりですね。物語は中盤雫にミスリードしていくのですが、とにかく観客は今どう思っているだろうかということを稽古場ではずっと考えたり感じ取ろうとしていました。そして八甫が真犯人とバレないような細心の注意!(笑)
振付も担当してもらった稽古さんが中盤アクトでお風にみんなで手を差し伸べる時、「このアマ…」みたいな顔がだんだんきつくなってきて(笑)、「バレます、だだ洩れしてます今」ってダメ出ししたり。

謎解きと八甫と一針の過去とお風と雫が親子だったというくだりを一気に見せるのは本当に難しかったし、うまくいったんじゃないかなあと思ってる。薬指の伏線はとてもお気に入りです。

宇田川さんともシーズン3やろうねって話をしています。近い将来またあいつらと会えるんじゃないかな。あ、そうそう、その時は絶対出しますね。耳かきの寂遜。
鶴田さん演じたあの殺し屋?はもー漫画みたいで大好き。あいついたら何でも出来るんですよね。自白もできるし、洗脳や後催眠、いろんな誘導もできる。だから敵役にしたんですけどね。

宇田川さんの一番のお気に入りの台詞は「服を着ている!」だそうです(笑)