「TRUSH」終演しました&歌詞公開

6番シード結成25周年記念公演第一弾「TRUSH!」無事終演しました。千秋楽はスタンディングオベーションも頂き、六行会ホールでスタンディングといえば「メイツ!」またあの景色を見ることが出来ました。たくさんのご来場ありがとうございました。

「あー楽しかった!」だけで感想が終わるような、そんなお祭り公演を目指しました。それは全アクトの振付を担当したエリザベス・マリーの力や熱が想いがなければ実現しなかったでしょう。彼女が呼んできたダンサーや演奏者たちがいなければ、あんなバケモノみたいな縦横無尽なオープニングアクトはできなかっただろうし、この多ジャンルのプレイアクトにはならなかったでしょう。彼女とはもう長い付き合いになりますが、彼女の代表作になればいいなと思います。

ストーリーひたすらシンプルを目指しました。子供から老人まで楽しめる、愉快痛快な物語。
実はこれ、とっても難しい!!ディズニーやピクサーは偉大ですよまじで。カールじいさんの空飛ぶ家見直したもんなあ。地味にそこでヒントを得て、プロローグの歌で、もう街の過去を出してしまうというのを思いつきました。

働く男はみな死んだ
残った女は未亡人
陽気に暮らす未亡人

ヴァズカビル役の萩野崇さん。いい役者さんですね〜!今となっては萩野さん以外のヴァズカビルが思い浮かばないよ。劇団員では保安官役の土屋兼久がよかったな。大人の色艶を垣間見た気がする。あんなコミカル役だけどね。そうだ!ついに念願のタライ落としがやれました!まさか自分の作品であれがやれるとは。脚本書きながら思いついた時に「これまでもそしてこれからも、タライ落とせるのはこの作品しかない!」と思ったものです。

「決起の宴」と呼ばれた未亡人達による歌アクト。あれいいよね!もうただただいいよね!
アクト動画はどんどんYouTubeに公開していけたらと思ってます。

さあ耳をすませるんだ
聞こえるかい
渓谷で泣く風の音が
聞こえるかい
ごみに隠された悲しみの音が
聞こえるだろ
大地に眠る男達の声が

これ、隠さず言いますけど、バリッバリにグレイテストショーマンに影響を受けました。これやりたい!って。酒場でサーカス団のみんなが立ち上がるあれ。旗は稽古が始まってからアクトで使ったらいいねってなって、ならアールフェスポイのカラーがいいねってなってあの旗振りアクトになりました。あれ大変なんだろうなあ。
井坂茜のシャウトがまだ耳に残ってるよ。

クライマックスのバトルシーンをすべて台詞なしでやれたのは嬉しかった。脚本は全部ト書き。

スーパーヴァズカビルになる。
長老、キマりすぎて宙を舞う。
それはもうすごいタップ。

など(笑)すべてを実現してくれたキャストスタッフに感謝。バイチャ役の田村君がバイオリンで助けに来るシーン。最初はそれまで流れた曲と同じアッパーテイストにしてたのですが、やはりバイオリン生演奏の良さは静かな曲なんじゃね?と気付き、あのキューブ3兄弟が泣いてしまう曲を作ってもらいました。
リズ(エリザベス)もそう思ってるだろうけど、こんな感じでパッと出たアイデアをすぐ具現化してくれる面々がいることでどんどん面白くなっていくような現場でした。

6番シードらしくなさそうで6番シードらしい公演になったんじゃないかなと思います。

次回第2弾は9月。「傭兵ども!砂漠を走れ!」の再演です。こないだちらっと本読み返して泣いたよ(笑)

たくさんのご来場とたくさんの拍手、ありがとうございました。

あー楽しかった!

歌詞公開

《プロローグ〜ごみの街〜》

ア、ロングロングタイムアゴー
荒野の果ての果ての果て
渓谷の狭間の狭間のその狭間
ごみに埋もれた小さな街がありました
昔栄えたその街は
緑に光るエメラルド
ざっくざっくと掘り出され
ゴールドラッシュさながらに
繁栄の花が咲き誇る
しかして今のこの街は
女どもしか暮らしてない
ざくざく掘ったその山は
ある日突然崩れ落ち
働く男は皆死んだ
残った女は未亡人
陽気に暮らす未亡人
酒が好きなら飲めばいい
祭りが好きなら踊りゃいい
男が好きなら接吻を
ある日のある日のまたある日
女だらけのその街に
ひとりの男が迷い込む
 ここは西部の街アルタマルタ
人はこの街をこう呼んだ
ごみの街、トラッシュタウンと

《決起の宴》

さあ耳をすませるんだ
聞こえるかい?渓谷で泣く風の音が
聞こえるかい?ごみに隠された悲しみの音が
聞こえるだろ?大地に眠る男達の声が
 
昔栄えたその街は 
陽気な女達が暮らしてる
悲しみ乗り越え 喜びかみしめ
ごみに埋もれて暮らしてる
人はこの街をこう呼んだ
ごみの街 トラッシュタウンと
 
さあ立ち上がれ女達
さあ立ち上がれ未亡人ども
さあ立ち上がれごみたちよ!